【2026年版】ベトナム就労に必要なワークパーミット・VISA・TRCとは?取得条件や違いをわかりやすく解説

ベトナム転職で必要なビザ・ワークパーミット・TRC完全ガイド|取得条件や流れを解説

🛂 ベトナム転職で必要なビザ・ワークパーミット・TRC完全ガイド

ベトナム転職を検討している方へ。就労ビザ(VISA)、ワークパーミット(労働許可証)、TRC(一時滞在許可証)の違いや取得条件、必要書類、取得までの流れを分かりやすく解説します。

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📄 ワークパーミット
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「ベトナムで働くにはビザだけあればいいの?」

「ワークパーミットとTRCの違いがよく分からない。」

ベトナム転職を検討している方から、このようなご質問をいただくことがよくあります。

実際には、ベトナムで長期的に働くためには、ビザだけではなくワークパーミット(労働許可証)やTRC(一時滞在許可証)が必要になるケースが多くあります。

取得できるビザの種類や必要書類は、職種や雇用形態、ご本人の経歴によって異なります。

そのため、事前に制度を理解しておくことで、転職活動もスムーズに進められます。

この記事では、ベトナム転職を検討している方へ向けて、VISA・ワークパーミット・TRCの違いや取得条件、必要書類、取得までの流れをできるだけ分かりやすく解説します。

これからベトナム転職を考えている方はもちろん、内定後に手続きを控えている方もぜひ参考にしてください。

📖 目次

1. ベトナム転職で必要なビザ・ワークパーミット・TRCとは?

ベトナムで日本人が就労する場合、一般的に確認が必要になるのが、ビザ、ワークパーミット、TRCです。

それぞれ役割が異なるため、「ビザを持っているから働ける」「ワークパーミットがあるから長期滞在できる」と単純に考えることはできません。

🛂 VISA

VISAは、ベトナムへ入国・滞在するための許可です。

観光、商用、就労、家族帯同など、目的によって種類が異なります。

📄 ワークパーミット

ワークパーミットは、外国人がベトナムで働くための労働許可証です。

原則として、ベトナムで雇用されて働く外国人は、免除対象を除きワークパーミットが必要です。

※免除の条件は後で記載してまいります。

🪪 TRC

TRCはテンポラリーレジデンスカード(Temporary Residence Card)の略で、日本語では一時滞在許可証と呼ばれます。

長期滞在する外国人が利用する在留カードのようなもので、一定期間ベトナムに滞在するために使われます。

💻 eVisa(電子ビザ)とは?

eVisaは、ベトナム政府が提供しているオンライン申請可能な電子ビザです。

観光や短期の出張などで利用されることが多く、日本国籍の方も対象となっています。

ただし、eVisaはベトナムで就労するためのビザではありません。

そのため、ベトナムで勤務する場合は、勤務先企業が手続きを進めるLDビザやワークパーミットなどが必要になります。


▶ ベトナム入国前登録(PAI)についてはこちら

💡 まずは3つの役割を分けて考える

VISAは入国・滞在のためのもの、ワークパーミットは働くためのもの、TRCは長期滞在をするためのものです。

ベトナム転職では、この3つをセットで理解しておくことが大切です。

なお、制度や運用は変更されることがあります。

実際の申請時には、勤務先企業や専門家、最新の公的情報を確認しながら進めるようにしましょう。

2. VISA・ワークパーミット・TRCの違い

「VISA」「ワークパーミット」「TRC」は、それぞれ役割が異なります。

名前が似ているため混同されることがありますが、それぞれ目的を理解しておくことで、ベトナム転職後の手続きもスムーズになります。

📋 VISA・ワークパーミット・TRCの違い

🛂 主なベトナムのビザ(VISA)の種類

種類 対象 主な用途
eVisa(電子ビザ) 旅行者・短期滞在者 観光・短期商用など
DNビザ 商用訪問者 商談・視察・短期業務
LDビザ 就労予定者 ベトナムで働く外国人
TTビザ 家族帯同 外国人就労者の配偶者・子どもなど

簡単にまとめると、VISAは「入国するため」、ワークパーミットは「働くため」、TRCは「長く住むため」の制度です。

実際には、この3つを組み合わせてベトナムで生活・就労することになります。

💡 よくある誤解

「就労ビザを取得したから働ける」と思われることがありますが、多くの場合はワークパーミットも必要です。

また、TRCを取得するとビザを何度も更新する必要がなくなり、長期間ベトナムで生活しやすくなります。
近年の運用では、TRCは主にLD2(就労)またはTT(家族帯同)ビザ保有者を対象として発行される運用となっています。

3. ベトナムで働くまでの一般的な流れ

ベトナム転職では、内定後すぐに働けるわけではありません。

企業側が各種申請を行い、必要な許可が取得できてから正式に就労開始となるのが一般的です。

📅 一般的な流れ

  1. 企業から内定を受ける
  2. 必要書類を準備する
  3. ワークパーミットを申請する
  4. 就労ビザ(LDビザ)を取得する
  5. ベトナムへ入国する
  6. TRC(一時滞在許可証)を申請する
  7. 正式に勤務開始

勤務先によって多少流れは異なりますが、多くの企業では人事担当者や行政書士、提携するコンサルティング会社などがサポートしてくれます。

そのため、個人で全ての手続きを行うケースはあまり多くありません。

📌 転職活動中は書類の準備を進めよう

卒業証明書や職務経歴書、パスポートなどは早めに準備しておくと、内定後の手続きがスムーズになります。

書類によっては翻訳や認証が必要になる場合もあるため、余裕を持って準備することをおすすめします。

ベトナムでの生活について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。


▶ ベトナム転職後のハノイ生活ガイドはこちら

🗓 申請スケジュールのイメージ

実際のスケジュールは企業や申請状況によって異なりますが、一般的には内定後に必要書類を準備し、ワークパーミット、LDビザ、TRCの順に手続きを進めます。

  • ① 内定のオファーレターの入手・雇用条件の確認
  • ② 卒業証明書・職務経歴証明書などの準備
  • ③ 健康診断・犯罪経歴証明書などの取得
  • ④ ワークパーミット申請
  • ⑤ LDビザ取得・ベトナム入国
  • ⑥ TRC(一時滞在許可証)申請
  • ⑦ 勤務開始・長期滞在開始

特に日本で取得する書類は準備に時間がかかることがあります。

そのため、ベトナム転職を本格的に進める段階で、早めに必要書類を確認しておくと安心です。

4. ワークパーミットの取得条件

ベトナムで外国人が働く場合、多くのケースでワークパーミット(労働許可証)の取得が必要になります。

ただし、誰でも取得できるわけではありません。

ベトナム政府では、外国人労働者が一定の条件を満たしていることを求めており、企業側も申請前に資格や経歴を確認します。

✅ 主な取得条件

  • 18歳以上であること
  • 健康状態に問題がないこと
  • 犯罪歴などがないこと
  • 募集職種に必要な学歴・資格・実務経験を有していること
  • 受入企業が外国人雇用の手続きを行っていること

特に重要なのが、「学歴」と「実務経験」です。

職種によって求められる条件は異なりますが、一般的には大学卒業資格や一定年数以上の実務経験が確認されます。

🎓 学歴がない場合は働けない?

学歴だけで判断されるわけではありません。

職種や経歴によっては、実務経験をもとに申請できるケースもあります。

一方で、職種によっては大学卒業証明書などの提出が求められることもあるため、応募前に企業へ確認しておくと安心です。

また、近年は制度や必要書類が変更されることもあるため、最新の情報を確認しながら準備を進めることが重要です。

💡 ワークパーミットが免除されるケースもあります

ベトナムでは、一定の条件に該当する外国人については、ワークパーミット(労働許可証)の取得が免除される場合があります。

代表的な例として、ベトナム国籍の配偶者と結婚し、ベトナム国内に居住している外国人は、ワークパーミットの免除対象となります。

ただし、「免除=何もしなくてよい」というわけではありません。

実際には、雇用企業が所轄の労働当局へ免除対象であることの確認手続き(通知または確認手続き)を行う必要があります。必要な手続きは該当する免除事由や最新の制度によって異なります。

そのため、ご自身が免除対象に該当する場合でも、勤務先企業や専門家へ事前に確認することをおすすめします。

5. ワークパーミット取得に必要な書類

ワークパーミットの申請では、企業側が手続きを進めますが、本人が準備する書類もあります。

必要書類は職種や状況によって異なりますが、一般的には次のような書類を提出します。

📄 一般的な必要書類

  • パスポートの全面コピー
  • 証明写真
  • 卒業証明書・学位証明書
  • 職務経歴証明書
  • 健康診断書
  • 犯罪経歴証明書(渡航証明)
  • 企業が準備する申請書類

📌 日本で取得した書類は認証が必要になることも

日本で発行された卒業証明書や職務経歴証明書などは、そのまま提出できない場合があります。

外国で発行された書類については、発行国や書類の種類に応じて、翻訳、公証、認証などの手続きが必要になる場合があります。

📌 2026年9月11日から外国公文書の認証方法に変更

2026年9月11日、ベトナムについて「外国公文書の認証を不要とする条約(ハーグ・アポスティーユ条約)」が発効しました。

これにより、ベトナムとアポスティーユ条約が適用される国との間では、対象となる外国公文書について、従来の領事認証に代えてアポスティーユを利用できる場合があります。

ワークパーミット申請では、学歴や職歴などを証明するために外国で発行された書類を使用することがあります。今後は書類の発行国、書類の種類、提出先などによって必要な認証方法が異なる可能性があるため、申請前に最新の取扱いを確認してください。

必要書類が揃っていないと、申請に時間がかかったり、追加提出を求められたりすることがあります。

そのため、内定後はできるだけ早めに書類の準備を始めることをおすすめします。

【2026年9月更新】ベトナムでアポスティーユ条約が発効

2026年9月11日、ベトナムについてハーグ・アポスティーユ条約が発効しました。

アポスティーユとは、外国で発行された公文書を別の締約国へ提出する際に、その文書が真正な公文書であることを証明する仕組みです。

これまでの領事認証との違い

これまで外国で発行された公文書をベトナムで使用する際には、書類によっては発行国側での認証に加え、ベトナム大使館・総領事館などによる領事認証・合法化が必要になるケースがありました。

アポスティーユ条約の適用対象となる場合は、こうした認証手続きが簡素化され、原則として発行国の権限ある機関によるアポスティーユを取得することで、相手国で公文書として使用できる仕組みになります。

ワークパーミット申請への影響

ベトナムのワークパーミット申請では、職種や申請区分などに応じて、学歴や職歴などを証明する外国発行書類を提出することがあります。

そのため、今回のアポスティーユ条約発効は、外国で準備するワークパーミット関連書類の認証手続きにも関係する重要な変更です。

💡 書類準備で確認したいポイント

  • 書類を発行した国がベトナムとの間でアポスティーユ条約の適用対象となるか
  • 提出する書類がアポスティーユの対象となる公文書か
  • ベトナム語への翻訳・公証が別途必要か
  • ワークパーミット申請を受け付ける管轄当局の最新運用
  • すでに領事認証済みの書類を使用できるか

⚠️ 「すべての書類で領事認証が不要になった」という意味ではありません

アポスティーユ条約の発効によって、外国発行書類に関するすべての手続きが自動的に不要になるわけではありません。

発行国、書類の種類、提出先、申請内容などによって取扱いが異なる可能性があります。また、翻訳や公証など別の手続きが必要になる場合もあります。

特に制度移行直後は実際の受付運用を確認しながら準備することが重要です。

🤝 VISA・ワークパーミット・TRCの手続きでお困りの方へ

ベトナムで就労する際のVISA、ワークパーミット(労働許可証)、TRC(一時滞在許可証)の取得手続きは、勤務先企業や申請者の状況によって進め方が異なります。

そのため、「自分の場合はどのような手続きが必要なのか」「どの書類を準備すればよいのか」と不安に感じる方も少なくありません。

ベトナムキャムコムでは、日本人のベトナム就職や、企業の外国人雇用に関するVISA申請、ワークパーミット(労働許可証)、TRC(一時滞在許可証)の取得サポートを行っています。

「ワークパーミットの取得対象になるのか知りたい」
「必要書類を確認したい」
「家族帯同の手続きについて相談したい」
など、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。


▶ VISA・ワークパーミット・TRCについて問い合わせる

お問い合わせフォームでは、「その他」を選択し、ご相談内容をご記入のうえお問い合わせください。

6. 就労ビザ(LDビザ)とは

ワークパーミットを取得した外国人がベトナムで就労する際には、就労目的のビザ(LDビザ)またはTRC(一時滞在許可証)を利用して滞在します。

LDビザは、ベトナム企業で勤務する外国人を対象としたビザであり、観光ビザやeVisaとは目的が異なります。

🛂 LDビザの主な特徴

  • 就労を目的とした外国人向けのビザ
  • 企業が招聘・申請を行う
  • ワークパーミット取得後に発給されることが一般的
  • 長期滞在する場合はTRCへ切り替えるケースが多い

💡 eVisaとの違い

eVisa(電子ビザ)は主に観光や短期出張などを目的として利用されます。

一方、ベトナム企業へ就職し継続的に勤務する場合は、LDビザやTRCなど就労に対応した資格が必要になります。

「eVisaで入国したからそのまま働ける」というわけではありませんので注意しましょう。

企業によっては、日本でLDビザを取得してから渡航する場合と、一度ベトナムへ入国後に手続きを進める場合があります。

7. TRC(一時滞在許可証)とは

TRC(Temporary Residence Card)は、日本でいう在留カードのような役割を持つ許可証です。

TRCを取得すると、有効期間中はビザの更新を繰り返す必要がなくなり、ベトナムで長期間生活しやすくなります。

🪪 TRCを取得するメリット

  • 長期間ベトナムへ滞在できる
  • 何度もビザ更新をする必要がない
  • 出入国がスムーズになる
  • 銀行口座開設など各種手続きが行いやすくなる

TRCの有効期間は取得資格によって異なります。

勤務先企業が申請を行うケースが一般的ですが、ワークパーミットや就労資格などの条件を満たしている必要があります。

📌 TRC取得までサポートする企業が多い

日本人を採用している企業では、ワークパーミットだけでなくTRCの取得までサポートしてくれることがほとんどです。

転職活動中には、どこまで会社がサポートしてくれるのかも確認しておくと安心です。

8. 家族帯同の場合のビザ・TRC

ベトナム転職後、ご家族と一緒に生活したいと考えている方も多くいらっしゃいます。

配偶者やお子さまが帯同する場合は、就労者本人とは異なる種類のビザやTRCを取得することになります。

👨‍👩‍👧‍👦 家族帯同で必要になるもの

  • TTビザ(家族帯同ビザ)
  • 家族向けTRC
  • 婚姻証明書・出生証明書など

必要となる書類や申請方法は、ご家族構成や滞在目的によって異なります。

また、日本で取得した戸籍関係書類については、翻訳や認証が必要となる場合があります。


▶ ベトナム転職後のハノイ生活ガイドはこちら

9. よくある質問(FAQ)

Q. 観光ビザやeVisaでベトナムで働くことはできますか?

原則としてできません。ベトナムで就労する場合は、就労資格に応じたビザやワークパーミットなど、必要な手続きを行う必要があります。

Q. ワークパーミットは自分で申請できますか?

一般的には勤務先企業が申請を行います。必要書類については本人が準備するものもありますが、多くの企業では人事担当者や専門会社がサポートします。

Q. TRCは必ず取得しなければいけませんか?

短期滞在であれば必ずしも必要ではありませんが、長期間ベトナムで勤務・生活する場合はTRCを取得するケースが一般的です。

Q. 家族も一緒にベトナムへ住むことはできますか?

可能です。配偶者やお子さまはTTビザや家族向けTRCを取得することで、一緒に生活できる場合があります。

教育環境や住まいについては、こちらの記事も参考にしてください。


▶ ベトナム転職後のハノイ生活ガイドはこちら

10. まとめ

ベトナムで働くためには、VISA・ワークパーミット・TRCそれぞれの役割を理解し、必要な手続きを進めることが大切です。
制度は少し複雑に感じるかもしれませんが、多くの場合は勤務先企業が申請をサポートしてくれるため、必要書類を準備しておけばスムーズに進められます。
また、ベトナム転職を検討する際は、ビザや就労資格だけでなく、実際の生活環境についても知っておくことで、より安心して新生活をスタートできます。
住まいや教育環境、生活費などについては、関連記事もぜひ参考にしてください。

🤝 VISA・ワークパーミット・TRCの取得でお困りの方へ

ベトナムキャムコムでは、日本企業・外国企業・ベトナム企業で働く外国人の方向けに、VISA申請、ワークパーミット(労働許可証)、TRC(一時滞在許可証)の取得サポートを行っています。

「ワークパーミットを取得できるか知りたい」「必要書類を確認したい」「家族帯同について相談したい」など、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。


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